政局についてのインタビュー - 内田樹の研究室

あるネットメディアでインタビューを受けた。政局についての「なまもの」コメントは賞味期限が短いのではやめに採録しておく。 ― 今回自民党候補が、補選で三連敗しました。どう見ますか？ 内田 自民党の地方組織が弱くなっていることが大きいと思います。昔は地方議会から国会議員になるというキャリアパスがありました。県会議員から総理になった竹下登が典型です。でも、いつの間にか、地方議会から国政に出て来るという道筋が痩せ細って来た。党執行部が「一本釣り」をしてきた候補者を、縁もゆかりもない選挙区から立候補させるという党営選挙が支配的なスタイルになったせいです。 この候補者たちは執行部の「オーディション」に通ったというだけで、個人的には地方に組織的基盤も持っていない。ですから、執行部から「次は公認しない」と言われたら失職することになる。だから、絶対に執行部に逆らわない。安倍政権はそういう「イエスマン議員」を

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“執行部の「オーディション」に通ったというだけで、個人的には地方に組織的基盤も持っていない。ですから、執行部から「次は公認しない」と言われたら失職することになる。だから、絶対に執行部に逆らわない。”

[prq098]

外交政策など「どうでもいい」んだと。台湾有事が真顔で語られているときに。政権交代すれば新政権はメチャクチャに叩かれリークが出まくって報道の自由度ランキングが上がるからサイコーだとさ。キチガイだな。

[Reiche]

インタビュアーが言った「連合」（民主党の支持母体）という単語を内田樹が間違って受け取ってる（連合政権内部云々…）と思う

[kechack]

第三次安倍政権はあり得る。「民主主義はもうダメ。中国を見よ、ロシアを見よ、トルコを見よ！」と。強権・独裁的な政体の方が効率的だし、国際社会でも恐れられるのだと言い切れば、それを歓迎する国民はかなりいる

[BUNTEN]

最後のあたりを見ると、要するに野党はダメだから自民党でもしかたないと言わせ(or 言い)たいあるいは諦めさせたいという風に見える。