「事実主義」こそ、ジャーナリズムの敵だ (2ページ目)：日経ビジネスオンライン

私は朝日新聞のテレビCMを見て大笑いしました。そもそも新聞に「言葉のチカラ」などあり得ないからです。武田氏が指摘するように新聞は文章力を要求される文芸とは違い、地を這うように取材し、「事実のチカラ」で持って勝負する媒体だからです。が、その「地を這うように取材する努力」が年々衰えていると感じています。簡単に言えば調査報道が少なくなっていると思うからです。紙面を読むと東京新聞は地を這って取材してると思うことがありますが、全国紙からは垂れ流しの印象しか受けません。不偏不党中立公正という建前が新聞やテレビの報道の首を絞めていると思います。週刊誌はその建前がない分、興味深く読めることもありますし、記事に対して「それは違うだろ？」と突っ込みを入れることもできます。新聞など、日本全国、海外まで支局を持っているにもかかわらず、なんかのんびりしていますね。(2007/10/30)

[sarutoru]

その場合に「あるべき」報道姿勢については実は明確な解がある。「どこが」「どのように」不確かであるか、あるいは不確かなのに「なぜ」報じたかを明確に示せばいいのだ

[rna]

「間違っていたことが後に発覚した場合には、すみやかに訂正する」一面トップで報じた内容の訂正を一面トップでやれるのかどうか。微少な間違いの積み重ね(「再犯率」とか)なんて放置状態だし。