0323曇り - nagonaguの日記

cinema | 12:52 | 全体とは色々な部分の相互関係の全局面のことであって、そして「相互関係の全局面」をひとつのものや制度や人物や集団や等々で置き換えることはできない。部分には部分の不可侵の存在根拠があり、相互性は何処までも相互性として、関係は何処までも、いくつかのものの間の関係として、単一化できないまま存在する。だからそれらの「全局面」は永久に探求過程そのものとして残り続ける。だから大事なのだ。「部分は部分だ」という、この簡単な常識を忘れるところに全体主義時代の骨がらみの病気が伏在しているであろう。藤田省三『全体主義の時代経験』*1「生涯一ヘタレ」を自認しヘタレを信条とする私であるが、人様の行為に、ときどき「なんだかなぁ」と口にしてしまいたくなるときがある。とあるところで、唐突（としか私には見えなかったが）に「内ゲバ」や「全体主義」という言葉をみてウンザリしてしまった。ほんとう

[nagonagu]

id:felis_azuri,批判されることに著しく耐性が低いんだろうけど、70年代以降つくられた「過激派」「内ゲバ」などの悪しきイメージにとっても素直なのもあるんだろうね。少し考えて追記します。id:PledgeCrew、ご随意に。

[namawakari]

“人々が信じるところの正論が正論であることの保証はどこにもなく、それに原理主義なる言葉を接続し他者（の言説）へのレッテルとすることは非常に挑発的で侮蔑的なレッテル”

[Midas]

セクハラ論争の時に書いた通り他者との差異こそ本件を今世紀型の内ゲバたらしめてる。文化多元民主主義の症候。全体を規定する外部はなく内側での悪無限。故に暴力は集団内での狂気となってのみ現れる他は不可視

[norton3rd]

『ひとつひとつの出来事を前に､丁寧に仕事／思考／行為している他者への信頼と､それを踏みにじろうとする行為を嗅ぎ分ける注意深さを持って生きていきたい｡』だよなあ

[Apeman]

↓「単に「知らないから勉強します」というそれ自体は知的に極めて真っ当なもの」なんてのはナイーブもいいところ。セカンドレイプも「知的に真っ当」と言ってるのと同じ。

[toroop]

「気に食わないサヨク連中に悪いイメージを貼りつけてやるぜ、ヒヒヒ」と考えて「全体主義」「内ゲバ」呼ばわりしている人もいるような気がする。

[K416]

「内ゲバ」の部分。もっともな指摘。批判を暴力と同一視するのは結構な飛躍だわな。／そもそも、別件で立場を同じくしたことを理由に、批判されるべき相手の言動を批判しないってのは、悪しき党派性の現れなわけで。

[PledgeCrew]

まっくんと同様に彼も「強大な敵」と戦っているらしいからね。「内輪もめはよくない」ぐらいの意味だろうけど、／tari-Gのコメあまりに馬鹿げてるから横レスした、荒れたらごめん。／↑読解力も救いようもないのも君だ

[felis_azuri]

『どこに「内ゲバ」という語が指す、内部などという組織性が』『どこにゲバルトなどという剥き出しの暴力性の衝突があるというのだろう』／id:nagonaguさん、批判された側が"内"を言い出すのはなぜなんでしょうね…