独仏首脳会談は共同債に踏み込まず、「ムチ」ばかりとの声も （ロイター） - Yahoo!ニュース

８月１６日、サルコジ仏大統領（右）とメルケル独首相（左）は、パリの首脳会談でユーロ圏の経済統合推進で合意した（２０１１年 ロイター/Charles Platiau） ［ロンドン １６日 ロイター］ サルコジ仏大統領とメルケル独首相は１６日、パリの首脳会談で、ユーロ圏の経済統合推進で合意した。今回の合意は、ユーロ圏各国の財政政策がそれぞれ異なることが、危機を招いたとの反省が背景にある。 ただ、欧州金融安定ファシリティー（ＥＦＳＦ）の規模拡大やユーロ圏共同債導入までは踏み込まなかったため、ユーロ圏は今後も、市場からの一段の攻撃にさらされかねない。 ラボバンクのリチャード・マクガイア氏は「会談は、財政規律強化という『ムチ』ばかりで、共同債という『アメ』はなかった」と述べた。 財政状態が思わしくないユーロ圏域内諸国の資金調達を支援する唯一の方法は、ユーロ圏共同債の発行というのが、専門家の多

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独仏首脳会談は共同債に踏み込まず、「ムチ」ばかりとの声も