欧州銀の資金調達環境がさらに悪化、イタリア格下げなどで緊張高まる （ロイター） - Yahoo!ニュース

９月２０日、短期金融市場では、欧州銀の資金調達環境が一段と悪化した。Ｓ＆Ｐによるイタリア格下げなどで市場の緊張がさらに高まっている。写真は２００９年８月、パリの金融街で（２０１１年 ロイター /Benoit Tessier） ［ロンドン ２０日 ロイター］ ２０日の短期金融市場では、欧州銀の資金調達環境が一段と悪化した。格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）によるイタリア格下げに加え、中国銀行＜601988.SS＞が一部欧州銀との為替フォワードおよびスワップ取引を停止したとの関係筋の話を受け、市場の緊張がさらに高まった。 格下げを受け、イタリア国債を担保にした際のレポ取引コストが上昇し、独連邦債に対する上乗せスプレッドは前日の６０ベーシスポイント（ｂｐ）から８０─９０ｂｐに拡大した。 ３カ月物ドルＬＩＢＯＲ（ロンドン銀行間取引金利）は０．３５５００％に小幅上昇し、約１年ぶ

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欧州銀の資金調達環境がさらに悪化、イタリア格下げなどで緊張高まる