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一流の経営者はデータの向こうに現場が見える(下)
日本の経営学の発展に大きな貢献を果たしてきた伊丹敬之氏は、いま経営者の多くが「会計データ依存症」... 日本の経営学の発展に大きな貢献を果たしてきた伊丹敬之氏は、いま経営者の多くが「会計データ依存症」に陥っており、「現場想像力」の習得が必要であると訴える。この現場想像力とは、いかなる能力か。すなわち、会計データを一瞥して、いま現場では何が起こっているのか、現場の人たちはどんな問題を抱えているのかなど、現場の実態を想像できる経営リテラシーのことである。前回に続き、伊丹氏にその習得のための心得を聞いた。 伊丹敬之(Hiroyuki Itami) 1969年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了、72年カーネギーメロン大学経営大学院博士課程修了(PhD)。77年より一橋大学商学部教授。同大学商学部長、スタンフォード大学客員准教授などを歴任後、2008年より現職。05年紫綬褒章受章。09年「宮中講書始の儀」の進講者を務める。主要な著作に『経営戦略の論理』(日本経済新聞社)、『人本主義企業』(筑摩書房)
2015/04/13 リンク