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JR西日本の「天皇」が初めて私に語ったこと 福知山線事故から13年 | 文春オンライン
今日で発生から13年を迎えたJR福知山線脱線事故をテーマにした『軌道』という本をこのほど出版した。... 今日で発生から13年を迎えたJR福知山線脱線事故をテーマにした『軌道』という本をこのほど出版した。妻と実の妹を失い、娘が瀕死の重傷を負わされた一人の遺族、淺野弥三一氏の肩越しに、事故の背景とその後のJR西日本を追った記録である。取材過程で同社の歴史、人事や経営手法、指示系統や安全思想など、いわゆる「組織風土」に深く踏み込むことになり、本書は組織論ノンフィクションの色合いを帯びた。 JR西日本の「天皇」とは何者か JR西を描くに当たっては、社内外で「天皇」と呼ばれた井手正敬氏を避けては通れない。なにしろ「井手商会」とささやかれるほど、彼の独裁的統治で急成長した企業だ。そして井手氏を語る時に、1987年の国鉄分割・民営化に触れないことはあり得ない。「戦後最大の行革」と言われる国鉄改革を組織内部から主導した、彼こそが「総司令官」だったからだ。



2018/04/26 リンク