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マスコミが「読解力低下」を謳った契機 戦後教育史をざっとふりかえると、1960年代以降、小・中・高にお... マスコミが「読解力低下」を謳った契機 戦後教育史をざっとふりかえると、1960年代以降、小・中・高における学習量が多すぎるとする「詰め込み教育」批判を受けてから文部省(現・文部科学省)の教育政策の見直しが始まり、1990年代末には教科書のカリキュラム削減の方針が打ち出される(「ゆとり教育」)。 これに対して1999年から西村和雄ほか編『分数ができない大学生』(東洋経済新報社)をはじめとする「学力低下」論が沸騰し、教育業界を越えて連日テレビでも取り上げられるほどの騒動になった。 1999年から2001年ごろまで、算数・数学の能力や学習時間、学習意欲の低下、教育格差がさかんに論じられた。しかし実はこの時期には国語、読解はそれほど取り上げられていなかった。 それが変わるのは、学力を「国際比較」する学習到達度調査PISAが2000年に始まり、2003年に日本のランキングが下がってからだ(図B)。



2026/10/15 リンク