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売上8割減で瀕死の町工場が「卵とき」で2億5000万円…社員半減に耐えて作った"妻のため"のアイデア調理器具
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売上8割減で瀕死の町工場が「卵とき」で2億5000万円…社員半減に耐えて作った"妻のため"のアイデア調理器具
東京下町の板金加工会社社長が、妻のために作った調理器具「ときここち」。卵をとくことに特化した商品... 東京下町の板金加工会社社長が、妻のために作った調理器具「ときここち」。卵をとくことに特化した商品で、4000円を超える価格でありながら、大ヒットに至った理由とは。ライターの武藤弘樹さんが聞いた――。 売上の8割を失って苦境に立たされた 2008年、東京都荒川区にある町工場「トネ製作所」にピンチが訪れた。 売上の8割を占める主要取引先が製造拠点を中国に移すことになり、経営の危機に立たされたのだった。 トネ製作所は、現社長・利根とね通とおるさんの父である先代が立ち上げた会社で、精密板金や金属プレス加工を主に、駅のホームドア部品や新幹線内の金具、ATMの精密機構部品など、人々の生活を支える様々な製品を製造している。 当時は30人いた従業員を半分の15人に減らし、手元に残った2割の業務を行いながら、社長を中心に社の立て直しに奔走することになった。「当時は社員をリストラしたことが本当に申し訳なく、苦

