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罪のない「6歳の男児」が犠牲に…関東大震災で壊滅状態になった帝都・東京で起きた"理不尽すぎる事件" 治安を守る憲兵が「国家の害悪」を排除しようとした
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罪のない「6歳の男児」が犠牲に…関東大震災で壊滅状態になった帝都・東京で起きた"理不尽すぎる事件" 治安を守る憲兵が「国家の害悪」を排除しようとした
1923年9月1日に発生した関東大震災では、大混乱の中でさまざまなデマが飛び交った。その中には、「朝鮮... 1923年9月1日に発生した関東大震災では、大混乱の中でさまざまなデマが飛び交った。その中には、「朝鮮人が暴動を起こした」といったものもあり、憲兵や自警団が討伐として多くの朝鮮人を殺傷した。しかし、この朝鮮人虐殺事件とは別の重大事件も起きていたという。角田房子さんのノンフィクション作品『増補改訂版 甘粕大尉』(朝日文庫)より、一部を紹介する――。 絶えず襲う余震、八方へ拡がる火焰 大正12年9月1日午前11時58分、厳密には44秒――関東一円を激震が襲い、東京市は138カ所から火災が発生した。多数の死者を目の前にして、破滅の中に辛うじて生き残ったと思う被災者には、この異変をどう受けとめるかの判断もつかなかった。 いきなり足許をさらう衝撃に重心を失ったのは肉体だけでなく、多くの人々が精神の平衡をもこの瞬間に失った。異常な心理状態におちいり、異常な行為を積み重ねてゆく日々の、これが起点となった