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『「生まれながらの差別」に鈍感な日本社会 - 「自分の子どもさえ良ければ」を乗り越えられるか』
すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも... すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 「奨学金問題対策全国会議」の共同代表をされている大内裕和・中京大学教授の論稿を紹介します。(※大内教授の了承を得た上でのブログへの転載です) 「生まれながらの差別」に鈍感な日本社会 奨学金返済滞納者の増加に対して、「借りた金を返すのが当たり前だ」という「自己責任」を強調する意見がよく出される。特にネットに多い。しかし、これは重大な誤りを含んだ意見であると思う。 現在までのところ、日本では大学の学費は「親負担」が原則となっている。ということは、大学の学費や奨学金について、学生が「自分で何とかする」=「自己責任」の領域として扱うのは不適当である。なぜなら「奨学金を借りる」要因のほとんどは、本人にではなく、「親の経済力」にあるからだ。多額の奨学金を借りる理由は本人にではなく、親
2013/09/01 リンク