男性が受ける差別とは、警戒されることと、信頼という名目で粗末に扱われることです

男性が受けている差別として重要だと私が思うのは、警戒されることと、信頼という名目で粗末に扱われることです。 男にも女にも、男は警戒すべき存在だという感情がうっすらとあります。 同時に、男性だったらほっといても大丈夫だろう、という肯定的な信頼の形をとって、男性のことをろくに気遣う必要はないとされがちです。 だから、世間話でもマスメディアでも、男性への警戒や、過度の信頼による雑で粗末な扱いが平然と行われています。 それが積み重なった結果として男性は、敬遠されて孤独な人生になりやすく、自尊心も低く、自分たち男性自身への嫌悪も生まれ、自分の事すら粗末に扱い、次世代男性もそのように扱うので引き継がれる、などの被害を負っています。 「保護と抑圧は地続きなのでバランスが大切だ」という話をよく目にしますが、同じように、信頼と放置も地続きなのです。 家父長制は、自立したい女性にとっては抑圧という差別だけれど

[anatadehanai]

とても丁寧に語ってくれていてわかりやすい。でもこれ、まさにフェミニズムやジェンダー論が言ってきた世間の「男/女らしさ」規範の問題だよね。これについてなら、いくらでもフェミニストと共闘できると思う。

[frothmouth]

''女性が受けやすい「女性は弱い存在だから保護して指示してあげなきゃね」という慈悲的差別に対して、男性が受けやすい「男は大丈夫だろうから心配する必要もないし勝手に自立しててくれ」は信頼的差別とでも呼べそ

[kurokawada]

同じことをしても女性より男性の方がよりキツく怒られる傾向がある、ということもある。特に小学校や中学校のときは。体罰のある時代でも女子生徒にはなかなか手をあげられなかった。教員は性別で対応を変えている。

[sqrt]

この規範は高校生くらいでも既に内面化されていて、デートDVの被害をうけた男子生徒は女子の2倍みたいな数値にも出てきてる https://mainichi.jp/articles/20160208/k00/00m/040/054000c

[quick_past]

女というだけで粘着され、罵倒され、あてつけられ、軽く扱われ、感情論うんぬんで語られ、男の自尊心と自己愛の犠牲にされ、金と地位のために男に近づこうとしてると言われ、ほっといてくれというと非モテブス扱い

[sand_land]

「男はガサツだから・バカだから」な言説は当の男性から肯定的にも言われるが、それは支え役に女性を「あてがって」いたからこそ出来た話で、現代では逆に男性のセルフネグレクト等を生みやすくなってると思う。

[soraboby]

なるほど。しかし女の私はどうやってセルフケア能力を育ててきたんだろう。栄養と料理を学んだのはデブと体調不良を治したかったからだし、コミュ力つけたのは女子内でハブられない為で…。

[mixmonkey]

核家族化、居住環境の変化で伝統的御近所システムが崩壊して、共助を得る為の信用要求が高くなった。差別は信用を担保するための本能で介入が難しいから、信用を可視化するか、共助しやすくなるハックをすべき。