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経営戦略にかかわる者の「3つの心得」
ユーザー企業がシステムの設計・開発を依頼するとき、そこには経営的な判断が存在する。顧客の「経営戦... ユーザー企業がシステムの設計・開発を依頼するとき、そこには経営的な判断が存在する。顧客の「経営戦略」をとらえたうえでシステムを設計・開発できるITエンジニアになろう。 前回のテーマは「経営戦略が導くゴール=経営理念」だった。財務指標はある一面的なモノサシにすぎず、絶対的・万能な財務指標など存在しない。優れた経営という曖昧(あいまい)な言葉を掘り下げてみれば、その定義は時代とともに変遷する。ならば何が経営の目標たり得るのか。戦略的経営の先にあるもの、経営戦略の最終的ゴールとも呼べるもの、それが経営理念である、という話だった。 本連載は次回から全社戦略に向けて舵(かじ)を切る予定であるが、その前に前回の経営理念と併せて、経営戦略に携わる者の心得をぜひともお話ししたい。ポイントは下記の3つだ。 心得その1:当事者意識を忘れない 心得の1つ目、それは「当事者意識」である。 自分の会社に対して、「こ
2010/12/08 リンク