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どうやら「起業は割に合わない」は本当らしい?9割の普通の人が富裕層になる唯一の方法
そしてここが重要な点なのだが、経営学の理論を学んだ筆者は、そのような感覚は理論的には間違っている... そしてここが重要な点なのだが、経営学の理論を学んだ筆者は、そのような感覚は理論的には間違っていると思い込んでいたが、勘違いだったようなのだ。従来の経営学の理論では、同じ投資家でもリスク投資をした資本家は、起業家が失敗すれば株式が無になることで起業家と同様に資産を失う。融資というかたちで資金を供給した銀行家は、元本は安全だが、金利以上の儲けは手にすることができない。だからリスクを取った者がビジネスの成功を手にするし、リスクを取らない金貸しは金利しか手にすることができない。リスクを取ったのであれば、投資家も起業家も同じ船に乗った者同士である。そうだとすると「r=g」というかたちで資本家も起業家も同じ成果を手にできるはずだから、資本家や銀行家が有利だというようなことはない、とこれまでは考えられてきた。 しかし、ピケティが発見したことは過去200年の歴史を通じて常に資本収益率は経済成長率よりも高い
2015/03/22 リンク