ときに「善意」は「悪意」よりも厄介である。

歴史的に、賢い為政者は、人の善意が全くあてにならないものであると知っていた。 例えば帝政ローマの為政者たちである。 ローマの指導者たちの他国人への信頼とは（中略）信頼できる相手と信頼できない相手を分けて、信頼できる人のみに全幅の信頼を寄せるのではない。 大抵の場合は信頼するのだが、それとて信頼できるところまで信頼するのである。 そして、この「信頼できるところまで」の線をどこに引くかだが、ローマのリーダーたちは、相手の善意ないしモラルを線引の規準にはしなかった。規準にしたのは、自分たちの側の軍事上の防衛力である。＊1 逆に同盟国の「善意」をアテにし、国の防衛を怠ったがゆえに背後から切られ、滅びた事例は、枚挙に暇がない。 会社同士の取引や、ビジネス上の人間関係も同じである。 「この取引先は信頼できるから大丈夫」といって、契約もかわさず取引をし、後から揉め事になったケースをよく見るが、「騙された

[kenzy_n]

地獄への道は善意で舗装されている

[haru1014]

好き/嫌いと、信頼できる/できないをごっちゃにしないこと。人の善意を断れないのは、日本人の特徴。だから、協調性があるはずなのに、一番大事な場面でボロが出る。地方の活動とか。

[myogab]

今この言葉を聞くと、トランプとの安倍外交方針や、安倍教育改革の実績作りであろう国の森友優遇～等々を連想するわ。

[tsz]

熱意は冷めやすい。

[RyotaTakimoto]

“善意は基本的に気まぐれであり、継続性に難があるため、それを前提とした付き合いは、むしろ危険である。”　善意は一期一会で(°v°)見返り期待も禁物!

[wwolf]

はい