かつて存在した「田舎暮らしのアドバンテージ」は、今や、失われてしまった。

「文化資本」のことを棚上げにして、田舎＝心が豊か、というのは、あまりにも短絡的だ。 自然に触れて、のびのび育つことができる、とは言うけれど、田舎の子どもたちは、学校の統廃合で通学に時間がかかるためにバス通学になって、自然に触れる時間が増えているわけではないそうです。 いくら自然に触れていても、それを「表現する能力」がないと、いまの社会では評価されないのではないか、と平田さんは仰っています。 冷徹なようだけれど、僕も、そのとおりだな、と思うのです。 結局のところ、「自然のなかで、のびのび育つ」ことを美化する人は多いけれど、それが「長所」として役立つ場面というのは、少ないんですよね。 数年前、上掲リンク先の文章を読み、地方で子育てをしている私は悲観的な気持ちになった。 私は、地方の国道沿いの、イオンやユニクロやニトリが近くにあるような郊外に住んでいる。 普段の買い物を済ませるには便利だし、東京

[RRD]

これからは田舎の狭いコミュニティがアドバンテージになっていくよ。自民党のお友達優遇政策の延長で、税金発で知り合い同士が仕事を回し合う仕組み。都会の代替可能社会では生きられなくなる。

[Ta-nishi]

熊や猪が出るような過疎地ではそもそも同世代の遊ぶ友人が1人もいないみたいなケースすらあり得るわけで、「多様な友人や大人に触れ合える」というメリットも最早ないんだよな。大人もジジババばかりだったりするし

[ethica_emoto]

二子玉川ライズの第二期が完成したときに見にいったら屋上菜園とビオトープが完備されててここで金払えば自然から得られる体験のエッセンスを手に入れられるんだよなとは思った。

[koduki26]

山の中の住宅地で育ったけど程よく自然にも都会にも触れてたし(電車通学はちょっと面倒だったけど)あんまり共感できないな～。自分の地元がそんなに珍しいとも思えないし探せばあるんじゃねって思うなあ

[ONOYUGO]

どっちも本当に一長一短。どっちの環境でも「適応」できる人が強いんだろうな。

[minominofx66]

昔では考えられなかったが、子供の歓声が「騒音」扱いされる時代になってきましたからね。

[TakamoriTarou]

違和感あるなあ。と思ったら2018年の記事をわざわざ再掲だそうで。当時なら「田舎という巨大な主語を個人の妄想で語るとか雑」と捨て置く所だが、コロナ禍を経験した今だと、内容よりこれを再掲する思考に興味がある

[REV]

土地利用が「地価」という経済面だけでなく、ルールベースで規定されるというのは面白い。豊洲など臨海地域公園そばが最強なんだろうか。

[koogawa]

それでもワシは、田舎で暮らしたい。

[p_shirokuma]

寄稿させていただきました。これは、シロクマの屑籠セレクション(2018)です。