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「不審者のデモクラシー」書評 不確かな立場の人々つなぐのは|好書好日
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「不審者のデモクラシー」書評 不確かな立場の人々つなぐのは|好書好日
ISBN: 9784000611367 発売⽇: 2016/05/19 サイズ: 20cm/293,17p 不審者のデモクラシー―ラ... ISBN: 9784000611367 発売⽇: 2016/05/19 サイズ: 20cm/293,17p 不審者のデモクラシー―ラクラウの政治思想 [著]山本圭 エリートの手から「政治を人々の手に」取り戻す参加デモクラシー。しかし、実際にはそれは、自らの社会的な位置を自覚する理性的な個人だけのものとなっていないか。著者はそこを問題にする。 今の社会では、人々は社会に包摂されていても、いつ排除されるかわからない不確かな立場にあり、自分のアイデンティティが定まらない。著者が「不審者」と名付ける、こうした人々の政治参加は、どうすれば可能になるのか。理論的に追究したのが本書である。 最近の政治理論では、話し合いによる合意形成を求める「熟議モデル」と、異質な人々の間の敵対性を強調する「闘技モデル」とが競うが、実は両者共、確固たるアイデンティティの存在を前提としている。 参考になるのは、むしろエルネ