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『同一性の謎: 知ることと主体の闇』(ピエール・ルジャンドル)の感想(3レビュー) - ブクログ
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『同一性の謎: 知ることと主体の闇』(ピエール・ルジャンドル)の感想(3レビュー) - ブクログ
ルジャンドルはフランスの法制史家でローマ法や教会カノン法あたりが専門らしい。また、精神分析家でも... ルジャンドルはフランスの法制史家でローマ法や教会カノン法あたりが専門らしい。また、精神分析家でもある。この二つの専門から、「ドグマ人類学」を提唱している。この本は大学1年生むけの講演で、「主体性の謎」について語っているが、要するに西洋文明を形成している自分ではみえない印、「向こう傷」について論じたものである。西欧はキリスト教社会だと考えられているが、そこに根深くローマ法の影響があり、現代のマネージメントやテクノロジーの発想の多くもローマ法の契約概念や、その中世的な発展に負うているという内容である。グローバリズムは理性の帰結ではなく、西欧文明の烙印を押されており、ローカルの押し売りであることが分かる。講演であるから、実例はすくなく今一つピンと来ない。