【最後の手記】がん闘病中の八千草薫さんは「ちょっとだけ無理をして生きたい」と語っていた | 文春オンライン

10月28日、女優の八千草薫さんがすい臓がんのため亡くなっていたことが分かりました。88歳でした。宝塚歌劇団出身で、数々の映画・ドラマ・舞台で活躍されていた八千草さんは、闘病生活のさなか、「文藝春秋」2019年8月号に最後の手記を寄せていました。文藝春秋が撮影してきた八千草さんの秘蔵写真とともに、その全文を公開します。八千草薫さんのご冥福をお祈り致します。 ◆ ◆ ◆ 馬馬虎虎。 今は亡き主人がよく言っていた言葉です。宝塚出身の私がだんだんと映画に出演するようになった頃、慣れない現場でガチガチに緊張することが多かった。主人はそれに気づいていたのでしょう。私の緊張をほぐすように、この言葉を何度も言い聞かせてくれました。 これは中国の言葉で、「まあまあふうふう」という読み方をするのだそうです。本来は「いい加減な」とか「やっつけに」という意味があるようですが、私達夫婦は「良い加減」という解釈で使

[masabossa]

品があってチャーミングで、着物姿が本当に素敵で、自分が子どものときからずっと理想のおばあちゃん像だった。

[yujtasaka]

素敵な方でしたね

[mayumiura]

こういう方だったんだなあ、すてきだなあと、でもそれを知るのがどうして「今」なんだろうと。そういうことが多すぎるな。

[taikidog]

リビングからお風呂場に行って、旦那さんに「それはよかったですね！」って言いに行ったエピソード、なんて可愛らしいんだろう。

[yukatti]

"1日をきちんと大切に生きるというのが、本当はとても難しい。目の前のことをごまかして先に進んでも、結局はうまくいかなくなります"。来し方や生き方を飾り気なく語られた、優しいお話。

[nowa_s]

馬馬虎虎。いい言葉

[godmother]

「何を大事にして生きればいいのか。それは「今」です。1日をきちんと大切に生きるというのが、本当はとても難しい。目の前のことをごまかして先に進んでも、結局はうまくいかなくなります。私は「今」というこの瞬

[sunamandala]

すごくお人柄がわかる、良い文章だなあ。