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「オレが天皇」「いやワシが…」続々現れた“自称天皇”…“南朝最後の天皇の系譜を継ぐ男”とは何だったのか | 文春オンライン
NHK番組の「ファミリーヒストリー」や「自分史ブーム」から家族のルーツ探し、家系図への関心が高まって... NHK番組の「ファミリーヒストリー」や「自分史ブーム」から家族のルーツ探し、家系図への関心が高まっている。 伝統や系譜に対する意識は誰にもあるのだろうが、その“頂点”に位置するのは現天皇で126代とされる天皇・皇室。だが、敗戦直後は天皇制が大きく揺さぶられた時期だった。 東京裁判に代表される戦争責任の問題、新しく制定される憲法との絡み、そして最大のカギは日本占領に当たった連合国軍と、その実質的な主体であるアメリカ政府の意向。複雑で微妙な状況の中に一石を投じたのが、当時幾人も登場した自称天皇たち、中でも熊沢寛道の「熊沢天皇」だった。 国内外のメディアに取り上げられて一時は“時代の寵児”に。しかし、庶民の関心は長続きせず、徐々にピエロのような存在に。忘れ去られる中でひっそり世を去った。 戦後の混乱期に登場し、一瞬怪しい光を放って消えた彼は一体何だったのか。皇室存続をめぐる論議や皇族の女性の結婚
2021/12/07 リンク