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(3ページ目)「今回の戦争でかなりロシア人の友人を失った」安全保障研究者の小泉悠が直面した、大国・ロシアが持つ“違う世界観” | 文春オンライン
――2人の自分の間で揺れ動いたという話ですが、それが「これは戦争になるんじゃないか」と傾いた瞬間はあ... ――2人の自分の間で揺れ動いたという話ですが、それが「これは戦争になるんじゃないか」と傾いた瞬間はありましたか? 小泉 2月の頭ぐらいに国境付近のロシア軍が基地から出始めて、完全に野外展開して攻撃準備態勢に入ったあたりからです。あの辺はやばいなと思いました。あと、輸血体制を拡充している話が流れてきて、これも演習ではありえないなと。 もう1個は、去年の秋ぐらいにロシアが国家規格で遺体の緊急埋葬手順を改訂してて、その発効が2月だったんです。2月に大量の遺体が出るような何かをやるのか、という観測もあって、一応テイクノートと思ってメルマガに書いたんですけど、結果的にドンピシャだったんですよね。 プーチン大統領 ©文藝春秋 ただ、直前にプーチンがドイツのショルツ首相とかと会ったりして、最後にもう一回外交に戻るのかなと、ちょっと揺らぎました。これは第2次ミンスク合意を飲ませるための壮大なブラフだったの
2022/08/19 リンク