自閉症の労働者は、企業を成長させる潜在能力を持っている ニューロダイバース人材の採用、研修、労働条件に関する提言 | ダイバーシティ&インクルージョン｜DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

サマリー：多くの自閉症の人々は貴重なスキルを持ちながらも、その能力を発揮する機会に恵まれていない。高度な技術的スキルを持つ人々と日常ケアが必要で働くことができない人々の中間に存在する「失われた中間層」と呼ばれる... もっと見る彼らは、経理、データ管理、在庫管理、デジタルマーケティングなどの業務に適しており、企業に大きな成長の機会を提供する。本稿では、ニューロダイバース人材（非定型発達者）の潜在能力を活かす企業事例ととも、経営者が直面する雇用上の困難を克服する3つの提言を紹介する。 閉じる 「失われた中間層」の潜在能力を活用する ビジネスリーダーでありダイバーシティの提唱者でもある筆者らは長い年月をかけて、企業の雇用慣行が、ニューロダイバース人材（非定型発達者）を探し出し、中に組み入れ、サポートする方向へと進展するのを見てきた。ただしそのほとんどは、市場で競争優位に立てるテクノロジーおよび