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東芝「解体」へ加速、虎の子の半導体も過半数売却へ
Close-Up Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは... Close-Up Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?『週刊ダイヤモンド』編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 原子力事業で7000億円を超える損失を計上する東芝。今期末に債務超過を解消できず、東証2部に降格する情勢だ。元凶の原発事業を抱えたまま、稼ぎ頭の半導体事業は来期にも過半の株式売却に追い込まれることになった。“東芝解体”は想定を超えるスピードで現実化しつつある。(「週刊ダイヤモンド」編集部 村井令二) 「半導体の売却は19・9%にこだわっている場合ではないだろう。来期に持ち越してでも過半を売却して資金確保に動くべきだ」。東芝の主力取引銀行の幹部は厳しい口調で話す。 東芝は2月14日、米子会社ウエスチングハウス(WH)を中心とする原発事業の損失額が7125億円に上りそうだと発表した。記者会見で綱川智社長は、分
2017/02/17 リンク