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東京五輪を開催すべき論理的な理由、「聖火リレー中止」に走る自治体の無責任
1968年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院... 1968年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院政治・国際学研究科博士課程修了。Ph.D(政治学・国際学、ウォーリック大学)。主な業績は、『逆説の地政学』(晃洋書房)。 上久保誠人のクリティカル・アナリティクス 国際関係、国内政治で起きているさまざまな出来事を、通説に捉われず批判的思考を持ち、人間の合理的行動や、その背景の歴史、文化、構造、慣習などさまざまな枠組を使い分析する。 バックナンバー一覧 自治体の「聖火リレー中止」は愚かな決断 最後に、自治体の「聖火リレー中止」という決定を厳しく批判しておきたい。これは、科学性、論理性を欠き、感情的で世論に迎合した意思決定だと考えるからだ。 愛媛県の中村時広知事が「聖火リレー中止」を発表する際に涙を流した。中村知事の行為は、非科学的・感情的で五輪中止の世論をあおりかねないものだった。知事が取るべ
2021/05/04 リンク