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受賞分野に予算を集中させない | AERA dot. (アエラドット)
ノーベル賞を受賞したことで、国の研究予算がつきやすくなったが…(※写真はイメージ)この記事の写真を... ノーベル賞を受賞したことで、国の研究予算がつきやすくなったが…(※写真はイメージ)この記事の写真をすべて見る (c)朝日新聞社 ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥氏が、クラウドファンディングで研究活動資金を募っていることをご存じだろうか? 国による研究費の予算配分が影響しているというのだ。同研究所特定准教授の八代嘉美さんに聞いた。 【写真】ノーベル賞のメダルはこちら * * * 2012年にCiRAの山中伸弥所長がノーベル賞を受賞したことで、iPS細胞の臨床応用に国の研究予算がつきやすくなり、実用化が加速した。それ自体はよかった。 一方で、課題も残した。 ひとつは、国の実用化政策が戦略性を欠いていたことだ。 実際の治療につながる開発を進めた一方で、実用化に不可欠な、安全性や規制の研究の重要性が認識されず、十分な人や予算が確保されなかった。iPS細胞の臨床応用第1例目となった加齢黄
2017/10/13 リンク