ボートレース界が恐れる「八百長ドミノ」発覚が目前に迫る「決定的な理由」（欠端 大林） @gendai_biz

前の記事『【競艇界の5000万円事件】八百長集団の「完全犯罪」が崩れ去った「致命的なミス」』では、2022年10月に起きた八百長が疑われるレースでの犯行グループの動きについて検証した。犯行グループによる資金の流れなどの解明は進められているが、肝心の競走会によるファンへの説明は未だ行われていない。 下関競艇関係者の怒り 「問題は競走会の対応です」 レースで不正があった場合の調査責任を負う競走会の姿勢に疑問を呈するのは、「疑惑のレース」の舞台となった下関競艇の関係者だ。 「これだけカネの流れが分かっているのであれば、早急に事実を公表すべきであるし、捜査当局に告発するべきでしょう。競走会からは『まだ警察には話していないが、今後の状況次第で相談する可能性がある』という何とも悠長な説明を受けています。このまま中村選手をひっそり引退させようとでも考えているのでしょうか。ファンから直接問い合わせを受ける