『水星の魔女』が画期的である理由。従来のアニメに描かれてこなかった新しい「魔女」の姿（小川 公代）

家父長制社会が抑圧し、排除し、後景化してきた〈魔女〉。それはただ、自立と自由を求めて飛び立とうとしている女性たちでした。アニメ『水星の魔女』を中心に〈魔女〉文学を読み解いた、英文学者の小川公代さんによる連載評論「翔ぶ女たち」第3回「魔女たちのエンパワメント——『テンペスト』から『水星の魔女』まで」（『群像』2023年9月号掲載）より、第1節の一部を再編集してお届けします。 娘の成長物語としての『水星の魔女』 私は幼い頃から、女は家庭に縛りつけられるものという固定観念に反発してきた。女が、ましてや少女が一人で海外に行くなど考えられないという風潮のなか、当時11歳だった私は、突発的にペンパルのいるアメリカのケンタッキー州に一人で訪ねていくという無謀な計画を立て、父を味方につけ、実行した。母は泣いて私に懇願した。「きみちゃん、行かんといて。女の子一人では無理やから」。 今考えると命がけの計画だっ

[by-king]

本作は基本コードギアスと一緒だと思っていて、色んな設定に思想性を見出す事は不可能ではないけど、根本的にはそんな深遠な考えはさておいてとにかくエンターテイメントを尊び、重視する姿勢の作品だったと思う

[muryan_tap3]

まどマギはとのブコメ、あの作品は最後まで彼女らの中に物語は閉じられ人々の知るところではなかったからその点に於いては従来アニメと同様であったのでは。水星は社会の中で女性らが推進者となり物語は結ばれている

[hobbling]

フェミニズムの視点でテンペストと近代史を結びつけて描いた研究書「キャリバンと魔女」(シルヴィア・フェデリーチ)が水星の魔女の元ネタ、資本主義と魔女狩りの関係とか最後にキャリバンがケリをつけるのも

[kako-jun]

witchの日本語訳が魔女というだけで、witchは男も指すし、魔女裁判の半分が男だった国もあるから、日本のアニメの魔女は創作のスコープ内で楽しめば良く、ヨーロッパ史と関連づける必要はないと思う

[horaix]

脚本の人そこまで考えていないと思うよ、案件/「コードギアスと一緒」/そうだよね。ギアスの時にあれは反米だと国粋だの右や左の旦那様が騒いでたのを思い出す

[ywdc]

最終回で冷や水ぶっかけたと思ったが違う次元の話なのかな

[mouseion]

家父長制度を排除したって割に公式が同性婚を認めない姿勢なので世界中のポリコレ機関から猛抗議されてるというのに知らん体で提言してるのが何とも。

[WinterMute]

ラディフェミより目立たないけどスピフェミはものすごく害の大きい存在だよな（陰謀論やニセ科学との距離が近く反標準医療の傾向が強い）

[shinonomen]

アニメ史の中に位置づけるなら、『魔法少女まどか☆マギカ』ぐらい見てから書いてほしい。→「従来の魔女アニメなどには見られなかった欧米的な魔女要素がちりばめられているからである。」

[Galaxy42]

前日譚のタイトル違う気がする　それで「カヴンの子」なのか