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人生の究極の目的とは、人の心に耳を傾け、世界の鼓動やため息や夢を聞き出すこと(若松 英輔)
人生の究極の目的とは、人の心に耳を傾け、世界の鼓動やため息や夢を聞き出すこと 「宗教の本質」とは?... 人生の究極の目的とは、人の心に耳を傾け、世界の鼓動やため息や夢を聞き出すこと 「宗教の本質」とは? 往復書簡 第九信・B 宗教学の射程 ここでエリアーデの言葉を引いたのは、宗教学の射程と宗教の射程の差異を感じ直してみたかったからです。エリアーデはさまざまなところで、宗教学の使命を自らに問い直す言葉を書いています。さまざまな現象を宗教学的に解釈することが宗教学のなすべきことであれば、そこで私たちが目にするものは、やはり、知識の領域を出ないのかもしれません。 先に見た『聖と俗』には「宗教的なるものの本質について」という副題が付されています。彼にとって「聖なるもの」を論じることはそのまま宗教とは何かを問うことだったのです。彼は宗教学者の「最高の目的」をめぐって次のように述べています。 宗教的人間(homo religiosus)の振舞いとその心的宇宙とを理解し、これを他の人びとに理解させることは
2024/06/24 リンク