日本陸軍の腐ったリンゴ～エリート参謀、辻政信「悪魔の正体」（魚住 昭） @gendai_biz

▼日本軍に漂っていた「狂気」の正体 ～悪魔のエリート参謀・辻政信が地獄に引きずり込んだ 誰も辻には逆らえない 半藤一利さんが「絶対悪」と評した元陸軍参謀・辻政信の話をつづけたい。私が会った、ある元参謀はこう語っていた。 「辻さんは強いですよ。徹底的に言うから。ちょっとでも消極的なことを誰か言うと、どやし上げるから辻さんの前ではみんなまともにものを言わない。軍司令官だって師団長だってみんな黙ってます。すると（軍の方針が）辻さんの言う通りにだんだんなっていくんですよ」 その典型例を挙げよう。1939年のノモンハン事件（モンゴルと満州の国境で起きた日本軍とソ連軍の衝突）である。 このとき辻は関東軍（＝満州占領軍）司令部の参謀だった。肩書の上では中堅の少佐にすぎない。が、彼の強気一辺倒の議論は関東軍を引きずり、国境紛争を一気に拡大させた。 事件の最中に関東軍司令部に急行したモスクワ駐在武官の大佐・

[y-mat2006]

現在、後知恵で彼を批判してる人だって、同時代で彼に接してたら、きっといつの間にか魅了されちゃうような気がする。／どんな所にだって、声が大きくてグイグイ周囲を引っ張っていく一見魅力的な人物はいるワケで。

[hamlet-r]

兵士に対する優しさは、単に春秋戦国時代の兵法家「呉起」の教えに習っただけだと思う。兵士に接する時は、家族のように親愛に接し、兵士を用いるときは、消耗品のごとく用いろみたいな教え。勉強家だけど、怖い。

[aomeyuki]

こういう人が一人いるだけで、何も考えなくても事が決まっていくから楽だよね！（責任とか置いといて）とは、当時彼に接していた人たちは口が裂けても言えないだろうな。

[akatuki_sato]

『虹色のトロツキー』がうまく描いています

[diallagite]

もしこの人と実際に会って話せたとしたら畏怖と軽蔑が相半ばするようなものすごく複雑な感情を抱いたと思う。

[tatsuh]

▼日本軍に漂っていた「狂気」の正体 ～悪魔のエリート参謀・辻政信が地獄に引きずり込んだ 半藤一利さんが「絶対悪」と評した元陸軍参謀・辻政信の話をつづけたい。私が会った、ある元参謀はこう語っていた。

[u-chan]

半藤一利はなんかの本で、「どんな組織にも必ず辻みたいなヤツがいる」と言ってたのが印象的だった。

[fatpapa]

前回に続き非常に興味深い。禁欲的で弱い兵士に優しく暴力振るわれても私情を挟まず贔屓しないから逆に尊敬されちゃう熱血体育会系タイプ。軍国・帝国主義下でこういう人がリーダーシップを取ると非常に便利故に危険

[trevegan]

現在、後知恵で彼を批判してる人だって、同時代で彼に接してたら、きっといつの間にか魅了されちゃうような気がする。

[nyankarate1217]

後で読む

[myogab]

今居る意識高い系の馬鹿も大半は自滅か挫折で消えてゆくんだろうが、確率的に残るその中の一定数が、こういうポストや境遇に、必然的偶然によって嵌まってしまうんだろうねえ…近い将来。

[yoshikogahaku]

愛と幻想のファシズムを地で行くようやな。リアルでは夢を見ないに限る。

[choyu]

“ある時の行軍で兵士一同が水筒の水を飲み尽くし、見るに堪えぬことがあった。その時、辻は自分の水筒に残る水を地面に捨て、兵士らと共に渇きにたえる覚悟を示した。”捨てずにあげればいいのに…

[tannsuikujira]

ツジーン

[go_kuma]

こんな人間近くにいたら怖い。

[cloudliner_tweets]

「後年のシンガポール華僑虐殺など彼の所業の数々を見ると、軍において最も模範的・道義的人間が、最も残虐な振る舞いをする」

[mitutomo-matubara]

何故？独裁者がおらず、戦争を避けることもできたはずなのに戦争をしたのだろうか？辻は本当に例外だったのでしょうか？

[kilminwq]

日本陸軍の腐ったリンゴ～悪魔のエリート参謀・辻政信はいかにして軍を懐柔したのか　 | わき道をゆく～魚住昭の誌上デモ | 現代ビジネス [講談社]: ▼日本軍に漂っていた「狂気」の正体…

[sharia]

ほんと戦前の日本って嫌い・・・。もしその頃に生まれていたら、自殺するだろうなあ・・・。遅れてきた帝国主義って、どうしても周りに迷惑をかけるんだよね・・・。

[hozho]

「後年のシンガポール華僑虐殺など彼の所業の数々を見ると、軍において最も模範的・道義的人間が、最も残虐な振る舞いをするという大いなる逆説に直面する。」