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『あさが来た』広岡浅子だけじゃない!明治・大正・昭和をつくった「女傑」たち(週刊現代) @gendai_biz
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『あさが来た』広岡浅子だけじゃない!明治・大正・昭和をつくった「女傑」たち(週刊現代) @gendai_biz
対照的に、幕末から明治にかけてあでやかな光を放ったのが陸奥亮子である。彼女は日本屈指の外交官と言... 対照的に、幕末から明治にかけてあでやかな光を放ったのが陸奥亮子である。彼女は日本屈指の外交官と言われた陸奥宗光の妻だ。彼女の武器は「美」に他ならない。 安政3(1856)年に没落旗本の娘として生まれた亮子は、明治初年頃に新橋の芸妓となって「小鈴」と名乗っていた。花柳界に身を置きながら男嫌いで通っており、身持ちが堅かった彼女を見初めたのが、陸奥宗光である。幕末には海援隊隊士として坂本龍馬の懐刀といわれた陸奥は、明治5年に17歳の亮子を後妻に迎えた。ところが、明治11年、陸奥は政府転覆の疑いで投獄の憂き目にあう。残された亮子は我が子だけでなく先妻の遺児をも守り通した。 出獄した夫が明治19年に政府に出仕すると、亮子も社交界にデビューし「鹿鳴館の華」と謳われるように。さらには、陸奥が駐米公使に任じられると共に渡米。英国人外交官アーネスト・サトウが「美人で涼しげな目と素晴らしい眉を持っていた」と絶