私たちが「クソどうでもいい仕事」に忙殺されてしまう意外な理由（藤田 結子） @gendai_biz

書類のチェックで時間が過ぎる たしかに、日本でも同じような話が聞かれる。 たとえば、都心で働く20代若手社員の鈴木大輔さん（仮名）のケース。鈴木さんは有名大企業の管理部門で働くエリートで、入社してすぐ年収500万円程度に達している。それなのに、毎日悶々と過ごしているという。なぜなら、自分の仕事が「意味がなくて耐えられない」からだ。 鈴木さんの担当業務は、書類を見てハンコがきちんと押されているか、内容に不備がないかをチェックすること。鈴木さんは、この仕事に意味があるのかと疑問に思わずにはいられない。 「1枚の書類に10個もハンコが押されているんですよ。くだらなすぎでしょう。内部統制にハンコが10個も要るわけはなくて、形骸化した儀式のようなものです。仕事で頭を使わなくて、逆に頭がおかしくなりそうなんです。ただ意味も無く時間が過ぎてしまって、これでいいのかと悩んでいます」 グレーバーがいうように

[globalizer]

flunkies, goons, task makersとはよく言ったものだ。アメリカ人からは絶対出てこない発想。