吉沢亮・北村匠海・清原果耶…いま、「陰キャ俳優」が引っ張りだこなワケ（山本 奈緒子） @gendai_biz

陰キャ俳優の台頭 2／14の放送開始からコンスタントに14～15％台の視聴率を推移し、上出来と言われている今年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』。主演の吉沢亮（27）は当初、「若すぎる」「実績が少ない」など不安視されていたが、蓋を開けてみればその頑張りがなかなかの好評を博している。 が、吉沢亮の主演というのは、年齢や実績に限らず別の意味でもチャレンジだったと感じている。というのも老若男女が幅広く視聴する大河において、初めて王道の陽キャではなく、イマドキの“陰キャ若者”が主演に起用されたケースであったと思うからだ。 『青天を衝け』の渋沢栄一は日本経済の向上のために奔走した人物だけに、今回こそ熱く真っすぐに突き進む陽キャを熱演しているが、個人的に吉沢は、陰キャを演じたときにその魅力がもっとも発揮されると思っている。 圧倒的なビジュアルを誇りながら、なかなか目立つ活躍ができずにいた吉沢が注目を浴び