河野大臣の「的外れ見解」が露呈…？「中国強硬派」の英国議員が「語った内容」（山田 敏弘） @moneygendai

単なる「リップサービス」だった？ 日本が「ファイブアイズ」に参加する――。 日本でそんな「期待」が湧き出たのは、2020年7月のことだった。当時の産経新聞（8月4日付）によれば、「7月21日に河野太郎防衛相と電話会談した（トム・）トゥゲンハート英下院外交委員長はこう述べた。『日本を入れてシックスアイズにしたい』。関係者によると河野氏は提案に前向きだったという」。 ファイブアイズとは、英語を母国語とするアングロサクソン（白人）の国であるアメリカとイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの5カ国が、それぞれ諜報機関などで集めた情報を共有しようとする“インテリジェンス”協定である。 冷戦時代から西側諸国が敵国のみならず世界各地で監視活動などを行い、そこで得られた機密情報、つまりスパイ情報をお互いに共有しようとする枠組みだ。 その枠組みに日本が加わってほしいと、英国議員から誘われたという