第1回 Hackability vs. Hackiness | gihyo.jp

今回からしばらく「Comparators」と題した読み物を書かせてもらうことになりました。よく似た、あるいは相反する2つのアイデアを見比べたら何かが見えてこないか。そんなもくろみで書きたいと思っています。 今回のComparator（比較演算子）はこの2つ、HackabilityとHackinessです（図1⁠）⁠。どちらも耳慣れない言葉かもしれません。 図1 今回のComparator Hackability Hackabilityとは、ソフトウェアやシステムの性質、その対象が「ハックできること」や「ハックしやすいこと」を意味します。ハックと言ってもセキュリティホールを攻撃するほうではなく、コードを書いて遊ぶほうです。 「あの会社から出てきた新しいサービス、スクリーンキャストを見たよ。デザインはカッコいいね。けっこう遊べそう？」「⁠いやー、SDKどころかAPIもないからHackabili

[masaru_b_cl]

さわやかな読後感

[Untouchable]

Hackability(ハックできること)とHackiness(後先考えないやっつけ仕事、つまりハックであること)、そしてコードの「しなやかさ」「おおらかさ」について

[kazuph1986]

なんども咀嚼したい素晴らしい文章。

[yookud]

「しなやかさを支えるのが抽象を貫く「規律」だとしたら，Hackabilityを支えるのはHackinessを受け入れる「おおらかさ」である。」

[labocho]

よくわかる

[secondlife]

特に2ページ目が面白かったなぁ。きれいな巨大なソフトウェアにおける、しなやかな設計、Hackiness のしづらさの納得感。