ポケットモンスターは「行きて帰りし物語」である - 色々水平思考

ポケットモンスター、その中でも今回は初代にあたるポケットモンスター赤緑の物語構造について考えてみたいと思う。 前々回のこのブログの記事で、ドラゴンクエストが如何にマップデザインのみで物語を形作るのかということを解説したが、ポケットモンスターもまた、ドラゴンクエストとは違った形でマップデザインによって物語を形成していると僕は考えている。まずはポケットモンスター赤緑のマップ画像を見てもらいたい。 はい、言わずと知れたカントーマップですね。このマップは、スタート地点のマサラタウンから始まり、最後に訪れるであろうグレンタウンからまたマサラタウンへとマップを一周して戻ってこれるようになっているという、円の構造になっている。 一度冒険に出た主人公が、世界の果てとかここではないどこか別の世界へと突き抜けてしまったりせずに、必ず自分の変えるべき場所へと戻るようにマップが設計され、そこからまた冒険が始まるよ

[HitTheSupportersBull]

スタンドバイミーというより糸井重里のマザー経由じゃないのかな／ゲームやること（物語とか虚構全般）自体が行きて帰りし物語ってばっちゃんが言ってた

[rivfi]

おもしろい。そう考えてみると、金銀のカントーは帰ったことのない故郷に帰るわけか。

[pasonco]

ゲームプレイ自体が行きて帰りし物語説あるわね

[tekken8810]

ポケモンがスタンドバイミーのオマージュ、というのはもともとhamatsuさんが「枯れた知識の水平思考」で書いてたんだよね https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1905/13/news093.html

[Boshi_OS]

ポケモンの物語構造。あんなに怖かったシオンタウンがストーリーの中でものすごく重要だった、という胸がアツくなる話

[nu69]

システムで物語を形作る。ひとつの理想形。目指したい。

[heis101]

「普段の日常的な場所にいる主人公が冒険への好奇心 日常への不満などから、非日常的な体験が待ってそうなここではないどこかへと行ってそこで得た新しい経験を携え帰ることで元居た場所が新鮮なものに刷新される」

[secseek]

こういう構造の物語で連想するのは、なんと言っても英雄伝説です。3から6のFCまで、ずっと世界一周して戻ってくるというパターンでした。最近はそうでもないのがちょっと残念なんですよね…。

[ier135]

白黒のマップ見るとこれ露骨よ。

[asitanoyamasita]

「主人公の自宅のテレビで流れているものが何だったのかを思い出してもらいたい」／あの時の『…ぼくも もういかなきゃ！』の一言を思い出してなんかグッと来た。　【ポケットモンスターは「行きて帰りし物語」】

[kagiya]

物語の形として参考にしたい。

[hisashi_naitou]

強力なストーリーテリング

[pikayan]

「必ず自分の変えるべき場所へと戻るようにマップが設計され、そこからまた冒険が始まるようになっている」

[tbs-aka]

ポケモン赤・緑をスタンドバイミーへのオマージュとして捉える．

[k-p_aoikuma]

ははあ、なるほどなあ。

[goodbadnotevil-syamo]

深いなぁ・・・

[exp777]

金銀は「行きて帰りし」を2回やってるね。