ラブライブ！の聖地「安田屋旅館」の跡取り息子、高校野球の聖地・甲子園を目指す - スポーツ報知

将来は老舗旅館の経営者を目指す沼津商の安田が、最後の夏はグラブとバットで自らの名を売るべく燃えている。「（自分の家が有名なのは）うれしい。でもいち野球選手として頑張って、有名になれるよう頑張りたい」と力を込めた。 実家は明治２０年（１８８７年）創業の「安田屋旅館」。国の登録有形文化財に指定されており、作家の太宰治が小説「斜陽」を執筆したことでも知られる由緒正しき旅館だ。 さらに人気アニメ「ラブライブ！ サンシャイン！」の主人公・高海千歌の実家のモチーフになったともされ、近年は同アニメのファンの多くが“聖地巡礼”に訪れている。安田は「ラブライブは少し見る程度」と言うが、「ゴールデンウィークは目の前の道が渋滞になっていた」とフィーバーぶりに目を丸くする。その家業をいずれ「継ぎたい」としており、現在は簿記検定１級の取得に挑戦中。今後は大学で経営を学ぶつもりだ。 夢は広がるが、今は最後の夏で結果を