エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
『美味しい進化 食べ物と人類はどう進化してきたか』 - HONZ
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
『美味しい進化 食べ物と人類はどう進化してきたか』 - HONZ
作者:ジョナサン・シルバータウン 翻訳:熊井ひろ美 出版社:インターシフト (合同出版) 発売日:2019-11-... 作者:ジョナサン・シルバータウン 翻訳:熊井ひろ美 出版社:インターシフト (合同出版) 発売日:2019-11-20 進化を食べる 日頃からなじみのある食べ物でも、進化のレンズをとおして見ると、思いがけない事実が浮かび上がってくる。たとえば、パンケーキ(ホットケーキ)……おもな材料は、卵・小麦粉・ミルクだ。これらの共通点はなんだろう? その答えはすべて生命進化の大いなる分岐点にあることだ。 「卵」は、もともと海から陸へと移った両生類が発明したものだが、ぷにゅぷにゅしたゼリー状で、これでは空気中で乾燥を防げない。だから、水中で産むしかなかった。ところが、やがて胚を羊水で満たし包む羊膜がつくられ、さらに硬い殻でおおわれるようになる。こうして、爬虫類や鳥類のように、陸上で安心して産めるかたちになった。 小麦粉の元となる「種子」も、羊膜の起源と驚くほど似ている。種子植物の祖先は、卵子と精子が出会