「新千歳空港に降りたら『先住民族の土地だ』と思ってほしい」 〜岩上安身によるインタビュー 第327回 ゲスト アイヌ民族博物館 野本正博館長 | IWJ Independent Web Journal
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「新千歳空港に降りたら『先住民族の土地だ』と思ってほしい」 〜岩上安身によるインタビュー 第327回 ゲスト アイヌ民族博物館 野本正博館長 | IWJ Independent Web Journal
「観光アイヌと言われながらも、経済的自立が、私たちの伝統文化の継承と保存を可能にした」──。 2013年... 「観光アイヌと言われながらも、経済的自立が、私たちの伝統文化の継承と保存を可能にした」──。 2013年8月6日、北海道白老町のアイヌ民族博物館で、岩上安身による野本正博館長へのインタビューが行われた。白老ポロトコタンと呼ばれる公園内にある同博物館は、北海道の先住民族であるアイヌの歴史、有形・無形の文化などを紹介している。野本氏は「アイヌ民族である自分が考える『文化』と、従来の政策的に用いられてきた『文化』とは異なる」と述べて、歴史を振り返りながら、アイヌ文化の継承について語った。 異文化が観光の対象に 1976年、アイヌ文化の伝承・保存、調査・研究などを目的に白老民族文化伝承保存財団が設立され、1984年にはアイヌ民族博物館が開館している。これらが白老町に設立された経緯について、野本氏は「明治以降の同化政策により、アイヌの自由や権利は失われた。一方、北海道は資源の宝庫で、開拓を進めるため
2013/12/01 リンク