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南極収束線 - Wikipedia
黄緑の線が南極収束線 南極収束線(なんきょくしゅうそくせん)もしくは南極収斂線 (Antarctic Converge... 黄緑の線が南極収束線 南極収束線(なんきょくしゅうそくせん)もしくは南極収斂線 (Antarctic Convergence) は南極前線 (Antarctic Polar Front) ともいわれる、南極を一周する曲線。 南極収束線は、冷たい南極の海水のうち偏西風によって北向きに輸送される海水と亜南極の比較的暖かい海水が出会って混ざる所(潮境)である。また、気象学的には寒帯前線と一致する。この前線を境に水温が2~3℃変わり、また塩分濃度も変わる[1]。 南極収束線は経度のような人工的な線ではなく、Arctic tree line(en)のような自然に存在する境目である。二つの水文学的領域を分けるだけでなく、南極特有の、海の生き物がつながっている区域や異なる気候区域も分ける。南極収束線の実際の幅はおよそ32キロメートルから48キロメートルほどで、大西洋、太平洋、インド洋のおよそ南緯48度と