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相模野基線 - Wikipedia
相模野基線の三角点配置 相模野基線(さがみのきせん)は、神奈川県北東部に設定された、日本の三角測量... 相模野基線の三角点配置 相模野基線(さがみのきせん)は、神奈川県北東部に設定された、日本の三角測量の基点となる直線(基線)の一つである。 北端を高座郡下溝村(現・相模原市南区麻溝台四丁目)の下溝村三角点、南端を高座郡座間入谷村(現・座間市ひばりが丘一丁目)の座間村三角点とし、両地点を結ぶ直線が相模野基線である。明治15年(1882年)、陸軍参謀本部測量課(後の陸軍陸地測量部。現・国土交通省国土地理院)が定めた。明治15年(1882年)9月から10月にかけて両地点間の測量が行われ、基線の全長が5209.9697メートルと算出された。 相模野基線を基点として日本全国の三角点網が作られることになるが、それは以下の手順で行われた。 相模野基線を底辺として、相模野基線の西の鳶尾山三角点(厚木市棚沢 鳶尾山頂)と、東の長津田村三角点(横浜市緑区長津田町 高尾山頂)の相対的な位置を三角測量により求める。