エジプト大統領選：ついに牙を剥いた軍部 ムスリム同胞団との権力闘争～一神教世界の研究（その8） | JBpress (ジェイビープレス)

日本では増税法案、台風被害がトップニュースだが、この数日間CNN、BBCのトップはエジプト関連ニュース速報ばかり。欧米の関心は予想以上に高いのだ。 この彼我の差はいったいなぜなのだろう。やはり日本人には中東に対する感受性が不足しているのか。 今さらこんなことを言っても仕方がない。今回は現時点で得られている諸情報に基づき、大統領選後のエジプト内政を占ってみたい。（文中敬称略） まずは事実関係を正確に理解しよう。以下は先週以来エジプト軍最高評議会（SCAF、Supreme Council of the Armed Forces）が決定・実施した一連の措置に関する報道を取りまとめたものだ。いずれもムスリム同胞団をはじめとする国内反政府勢力は猛烈に反発している。 6月13日 法務大臣が戒厳令を再発令、これにより警察・公安部門ではなく、軍部が再び法執行と秩序維持につき直接責任を負うことになった。 6

[satis]

『しかし、国民が自分の世界観に一番近いイスラム主義を選択すると、その国の民主化プロセスそのものが潰れてしまうのだとしたら、あまりに理不尽ではないか。』

[jt_noSke]

ふーむ

[daybeforeyesterday]

うーむ

[moons]

根が深い。日本の若者の無力感に通じるようで、でも欧米ほど日本が関心を示してないのは地理的に中東が遠いだけじゃなくて、民主革命を胡散臭く感じてるからだろうし。

[gimonfu_usr]

エジプト

[hayamiatsushi]

中東の政変がトップニュースにならない幸せ。日米安保ってすごいね。

[godmother]

軍が政治的実権を手放すとは到底思えない。同胞団は軍との決定的対立が生じないよう極力努力するはず。今問われているのは選挙による「民意」だけではなく、アラブ諸国民の「民度」