第118節 戦守合宿終了 (一年編118) - PEACE-平穏を求めて-（カンタ） - カクヨム

「そうか…？」 「そうですよ。だってもしかしたらそのことから芋づる式に色々分かるかもしれないんですから。」 「そう上手くはいかねえだろうよ。」 「どういうことですか？」 桜が聞いた。 「実は俺は自分の能力を応用して捕虜共の記憶を遡って情報収集をしていたんだが、ある一定以上の情報と記憶を遡ることは出来ない様に障害（プロテクト）が張ってあってそれを無理矢理超えて遡ろうとしたら情報を引き出そうとするとその記憶の中から弾き出され、その記憶を持つ本人の意識が起きる仕組みになっている為に難しい。が、それがなければ簡単にそれもさっき物一が言ったように芋づる式に色々分かるかもしれねえな。」 「それなら早速…！」 「まあ、それはそれとしてこれで合宿は終わりだ。そして・・・士、桜お前らにはこれから全国を回ってこの合宿でした修行内容を現地ででから限りのことを伝えろ。回る順番はお前達2人に任せる。」 「「分かりま

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