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第12話 出奔 - Bounty hunter~絶世の剣士と悪魔に祝福された少女~(暁月 鈴音) - カクヨム
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第12話 出奔 - Bounty hunter~絶世の剣士と悪魔に祝福された少女~(暁月 鈴音) - カクヨム
この街は初めてきた。 奴を見つけたのも仕留めたのも夕刻過ぎて日も落ちてからだったから、自力で探すの... この街は初めてきた。 奴を見つけたのも仕留めたのも夕刻過ぎて日も落ちてからだったから、自力で探すのではなくて訊いた方が早いと換金所の場所を尋ねた。 暗いと迷う。デカい街は迷うし、まぁなんやかんやで迷う。だから訊いた方が早いのだ。案内してもらうともっと早いが、買って出てくるのはいつも下心ある奴ばっかりで、それはそれで鬱陶しい。 じゃあなぜ今こんな状態かと言えば、空腹には耐えられない、その一言に尽きた。 ごくり、と喉を鳴らして何杯目かの酒を体に入れる。 なんのかんのタダ酒はやっぱり美味い。白い玉肌がうっすらと桃色に染まっているのが彼女に何ともいえない妖艶さを加えている。その姿をチラリと盗み見る男どもの喉も、意味ありげに上下する。 換金所に案内してもらったまでは手間が省けて良かったが、思ったよりもあの魔獣は大物だったようだ。守護隊が査定を行うこと、その査定には少々時間がかかるだろうこと、そして恐