ちょっと意外だった戦前の離婚について

こちらのホームページhttp://www.koshohirakiya.jp/からの出張ブログになります。 『日本民族の将来』という本が入荷した。 昭和七年の刊行だから、満州事変の一年後。六月というからには、世間の話題は坂田山心中事件でもちきりだっただろう。「天国に結ぶ純潔の悲恋」は、ただでさえ不安定な世上を揺るがし、二百人に登る後追い（？）心中ブーム（？？）を巻き起こした。 で、この本なんだが、法学博士とやらが書いただけあって、当時の事象が淡々と記されていて興味深い。とくに人口の増減について多くの紙幅を割いており、「どのようにして優良な人間を増加させるか」などという優生思想が、とてもナチュラルに綿々と綴られている。 その辺のあれこれはまたの機会に譲るとして、意外だったのは戦前の離婚の話だ。 えーと、あやふやな記憶をたぐり寄せると、確か私がまだ小中学生だった頃、世の中の評論家センセイ方はアメ

[haruhiwai18]

"男子の側は女房と畳は新しいに限るというが如き、古代より伝統的の極めて勝手のよい主張の濫用があり""婦人は結婚そのものには盲従せねばならな…というが如き絶対無我の服従も"　→明治期の離婚率：http://bit.ly/1ZD2jXa

[buhikun]

往古日本には「足入れ婚」という慣習があり、戦後家族法における「内縁」研究の源泉になったと聞いたが、どうしてこうなった（絶句

[ueshin]

昭和7年刊の『日本民族の将来』は近デジで読めますね。ちょっと印刷つぶれているっぽいかな。　http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1448731

[a1ot]

「戦前の本を繙いてみるってえと……なんと、諸外国に比べて日本の離婚率の多さ」 / “古書比良木屋のブログ: ちょっと意外だった戦前の離婚について”

[PopStar]

男が一方的に離婚出来たわけだからね。あと、子供が出来ないってのも理由に出来たし。

[hobbling]

キリスト教国は離婚は宗教的にご法度だからね。その点日本は昔から自由に離婚していた。教育勅語に「夫婦相和して」とあるのも実際には相和して無かったから。

[zukko1]

へぇー。再婚はどんな感じだったんだろう。

[flclover7]

意外でもなんでもないし、もう少し当時の婚姻制度や離婚原因に調べてみることをオススメしたい記事。

[watto]

id:entry:283243842 経由。いろいろと意外な数字が挙げられていて資料として価値が高そうぶくま。

[sinoda2]

［社会］

[achakeym]

“坂田山心中事件” /