ベルリンの壁(ベルリンノカベ)とは？ 意味や使い方 - コトバンク

第二次大戦後にベルリンが東西に分割された際に造られた、西ベルリンを囲む壁。西ドイツへの人民の流出を防ぐため、東ドイツが1961年に構築。1989年11月9日、東ドイツで出国の自由化が発表されたのを機に、東西の市民によって壊され、撤去された。 1961年8月12日から18日にかけて、東ドイツ政府(当時)によって東西両ベルリンの間に築かれた、総延長156kmに及ぶコンクリート製の壁。89年11月9日にいわゆる「ベルリンの壁開放(崩壊)」が起こるまで、東西ドイツの民族分断の象徴であり、ひいては西側諸国の資本主義と、東側諸国の共産主義の対立の象徴でもあった。西側からは「恥辱の壁」とも呼ばれていた。 第2次大戦後、ドイツ帝国の首都ベルリンはソ連・アメリカ・イギリス・フランスの4国の管理下に置かれていた。48年3月、ソ連と西側3国は、西側がドイツ内の占領地区の経済統合を独断で決めたことなどが原因で対立

[text-sakura-ne-jp]

《関連情報》『ドイツ民主共和国』https://kotobank.jp/word/-102996『東ドイツ』https://kotobank.jp/word/-2129181『ドイツ連邦共和国』https://kotobank.jp/word/-103000『西ドイツ』https://kotobank.jp/word/-2129182『ドイツ統一』https://kotobank.jp/word/-102987