学校行事への参加を拒まれて、考えた - 泣きやむまで 泣くといい

学校の校外行事への参加を特別支援学級の生徒たちだけが拒まれる。保護者たちは同伴することも申し出た。が、それもまた拒まれた。 かなり異常な事態だと思うし、行政内部でも他の課から教育委員会に批判が集まるぐらいの状況であるが、学校は動かない。どうやら教育委員会から助言しても聞き入れてはもらえないようだ。教育委員会との間に明確な上下関係があるとも言えないのだろう。校長がイヤだと言えば、誰にもどうすることもできない。 学校からすれば「我々はできる限りのことを限られた予算と人員の配置の中でやっているのに、当たり前のように無理なことを要望されてはたまらない」ということである。報告書作成に追われて忙しいとか、クラブ活動の指導もあるとか、生徒指導がうまくいっていないとか、教員の数が足らないとか、常日頃から聞かされている学校の現状はきっと嘘でもない。この校外行事については確かにかなり個別性の高い配慮が求められ

[BUNTEN]

「十分な裏づけのない形だけの制度」ここで言う「裏づけ」というのはカネ(予算)。財政の裏付けなしに現場への要求だけ肥大化させる政府の態度がそもそもの間違い。財務省逝ってよし。(-_-;)

[ncc1701]

安全対策そっちのけで武道が必修化され、余計な軋轢と負担を産んだのと同じ構図か。

[REV]

http://www.jca.apc.org/praca/takeda/sosyojirei3.htm

[gryphon]

「現場の先生、学校にこそ裁量権、判断の余地を与えよ」と「教委はきちんと教育現場を統一し、管理せよ」の対立でもあるよね。その教委に民意をもっと反映させろ、という議論も最近加わったし

[mgkiller]

医者に無茶な対応を求め続ける患者の図にも似て。

[y-wood]

『成果があがらなければ、単なる「物わかりのいい保護者」のまま卒業していく』俺への結果が全てというわけね。だからクレーマーになるのか。

[oakrw]

それでも学校ならば受け入れてくれる所を選択できるが、行政が取り合ってもらえなければクレーマーになるしかないという現実。日本の伝統だか日教組だか知らないが、教育の硬直は理念先行だからだと思う今日この頃。

[ROYGB]

参加を拒まれた校外行事って何だろう。授業で同じカリキュラムではないのだから、郊外活動に違いがあっては絶対にいけないとは言えなそう。

[nilab]

学校行事への参加を拒まれて、考えた - lessorの日記 : 「対立路線か対話路線か」「前者は議員やマスコミを動かして外圧をかけようとするし、後者はあくまで現場との話し合いを続けて相互の妥協点を探る」

[houyhnhm]

一般論として、やってから周りを固めて承認引き出すとかはしばしばありますね。実際に事を進めるのは保守革新関係ないと思います。

[kaerudayo]

あらゆる局面がこれだよ。「穏当な運動がうまくいくための制度的な基盤すらないことが、昨今の国政の情勢も含めて、不幸を招いているのではないか」　合理的な理由で線引してくれりゃいいのに、単に校長次第で凹む

[tokurunn]

それぞれの立場からの何に対しての信念対立なんやろうかというのをまず考えてしまう．"制度が先に整えられて、中身が空っぽのまま、あとは「運用」にゆだねられる。その結果として、たくさんの無用な対立が生まれて

[hisawooo]

「「保守」「革新」なんて立場の違いは、この程度の経験の違いから生まれてくるのではないかとも思う」穿っている。

[takehiko-i-hayashi]

良記事

[nomitori]

なるほどなぁ

[eureka555]

「穏当な運動がうまくいくための制度的な基盤すらないことが、昨今の国政の情勢も含めて、不幸を招いているのではないか。」

[wander1985]

"十分な裏づけのない形だけの制度が先に整えられて、中身が空っぽのまま、あとは「運用」にゆだねられる。その結果として、たくさんの無用な対立が生まれていく。「特別支援教育」とは、まさにそんな場のように思う"