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ネット時代における“小説”の意義とは? 作家と読者それぞれのメリット
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IT企業の経営に関わりながら執筆活動を続け、2015年三島由紀夫賞を受賞した上田岳弘氏と、Apple(アップ... IT企業の経営に関わりながら執筆活動を続け、2015年三島由紀夫賞を受賞した上田岳弘氏と、Apple(アップル)を辞めてIoTスタートアップにチャレンジする梶原健司氏。テクノロジーへの造詣を未来づくりにどう活かすのか。それぞれ違う手段を通して世の中に変革を起こそうとする従兄弟同志の2人によるトークイベントが開催されました。このパートでは、梶原氏が自身の「カジケンブログ」によって得た見えない読者との繋がりの話から、ネットが普及した時代における小説表現の意義について意見を交わしました。 ジョブズの記事がバズった「カジケンブログ」 上田岳弘氏(以下、上田):今日、カジケンブログの読者っているのかな? 梶原健司氏(以下、梶原):わからない(笑)。僕昔、ブログをけっこう。毎日更新を2年くらいやってまして。 上田:休むことなく毎日。 梶原:けっこう読んでくれる人が増えて、そのおかげで次に繋がったりとか