もう一度花咲かせよう：新幹線で見た少子化社会＝残間里江子 | 毎日新聞

新幹線で東京に帰る時、新大阪駅から３０代と思える夫婦が、生まれて間もない男の赤ちゃんと３歳ぐらいの女の子を連れて乗って来た。少し時間がたつと赤ちゃんが泣き始めた。本を読んだりまどろんだりしている人が多い昼下がりの車内に、泣き声がひときわ甲高く響き渡った。 夫婦の前の席でノートパソコンに向かっていた、夫婦と同世代とおぼしき男性が後ろを向いて「グリーン車に子ども連れは非常識でしょ」と、とがめだてした。母親が慌てて赤ちゃんを抱きかかえてデッキに出たが、ひっきりなしに泣き声が聞こえる。京都を過ぎても泣きやまず、父親がたまりかねて女の子を残したまま様子を見に席を立っ…

[mnby]

この父親と話してもないのに「被害者意識で凝り固まった」というあたり、結局筆者がよくいる頑固老人でしかない