玄関マット：なぜデザイン標準に？ ネットの「疑問」探る | 毎日新聞

テラモトが販売する玄関マットのロングセラー商品「タンポポマット」。他社も「コンビマット」「ハードマット」などさまざまな名称で同様のデザインで販売している＝テラモト提供 「こいつがデファクトスタンダード（事実上の標準）を取ったのって、何でなんだろう？」。そんなツイッター上での書き込みをきっかけに、盛り上がった話題があった。靴底の泥を取るため、玄関先などに置かれるマットのデザインについてのこと。ひし形に編んだ針金に沿ってブラシが組み込まれ、茶色の地に赤と緑で模様が付けられている。なぜこのデザインが全国の玄関に広がったのか。ネット上のやりとりで答えが出なかった「疑問」を探ってみた。【大村健一／統合デジタル取材センター】

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”「もっと泥を効率的に取れないだろうか」。テラモトの創業者は、出身地・和歌山県の特産品で、樹皮がたわしに使われる「シュロ（棕櫚）」に目をつけた”