新型コロナウイルスに関する情報は、厚生労働省の情報発信サイトを参考にしてください。情報を見る
エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
余録:「さてこの薬、第一の奇妙には… | 毎日新聞
「さてこの薬、第一の奇妙には、舌の回る事が銭(ぜに)ごまが裸足(はだし)で逃げる」。歌舞伎十八番... 「さてこの薬、第一の奇妙には、舌の回る事が銭(ぜに)ごまが裸足(はだし)で逃げる」。歌舞伎十八番「外郎売(ういろううり)」の口(こう)上(じょう)で、舌の回りが早くなるという薬効を「そりゃそりゃそらそりゃ、回って来たわ」と早口言葉で示す▲「武具、馬具、武具馬具、三(み)武具馬具、合わせて武具馬具六(む)武具馬具。菊、栗、菊栗、三菊栗、合わせて菊栗六菊栗……長押(なげし)の長薙刀(ながなぎなた)は、誰(た)が長薙刀ぞ。向こうの胡麻殻(ごまがら)は荏(え)の胡麻殻か真(ま)胡麻殻か」。今も滑舌(かつぜつ)の訓練に用いる長口上だ▲江戸時代の薬売りは薬効を身をもって示すのがならいだったようで、暑気(しょき)あたりの薬売りは炎天下にかさをかぶらず売り歩いたから命がけである。現代の薬は「治験」と呼ばれる臨床試験によって薬効が検定されるのがならいである▲エボラ出血熱の治療用に開発された米社製の「レムデシ